
えっ?カードを買いたい人なんて、カードプレイヤー以外にいないんじゃないの??

パッと見はそう思うよね。今や、トレカは投資の対象になっていたりします。そのため、プレイヤー以外の多くの人が購入しているのです。今回はその話をしていきたいと思います。
今回は、トレカを売る際に知っておくべき情報をお伝えしておきます。
トレカの価格は変動が激しく、いつ売るのがベストなのかはなかなか予想できません。
しかし、経験と推測に加えて、買いたい人の気持ちを考えることで、最適な売り時がわかることがあります。
それでは、さっそく説明していきましょう!
カードを買いたい人の目的を理解する
あなたは物を売るときどんな人が買うかを考えたことがありますか?
今回は、メルカリをはじめとするフリマアプリで購入する人を考えてみましょう。
結論から述べてしまうと、買いたい人は3種類に分けれると思います。
①カードを使いたいプレイヤー
②カードを集めたいコレクター
③カードの高騰を狙う転売ヤー

おぉぉ、分類してみると何だかすごいわね・・

そう!まずは、買いたい人がそれぞれどんな気持ちで商品を見ているかを探っていこう!
①カードを使いたいプレイヤー
文字通りに、現役のカードプレイヤーがトレカで使用するためにカードを購入します。
傾向としては、プレイに使用するため、状態より価格重視になることが多いです。
ただし、表面上の折れや傷がある場合はマーキングを疑われる恐れがあるため、そのようなカードは売れる可能性が極端に下がります。
主に新弾直後のカードや大会で活躍した汎用カードを探している人が多いです。
②カードを集めたいコレクター
こちらも文字通り、特定の絵柄のカードをすべて集めたい、特定のトレカを全種類制覇したいというコレクションをしている人たちです。
コレクターは観賞用を目的にカードを購入するため、カードの状態をとても重要視します。
その一方、希少性のあるカードについては、多少の状態は不問で購入される場合もあります。
また、高いカード(あるいは高くなりそうなカードを※せどり目的で購入する)をコレクションする人たちも多く存在します。
※せどりとは:本来もっと高く売れるものを安く仕入れて、価値のわかる人に売る手法。転売と同意語で使われることが多いですが、掘り出し物を見つけるのはせどり、需要の高いものを高価格で売るのが転売と微妙にニュアンスが違います。

かくいう私も一番好きなポケモンであるディアンシーのカードを集めているコレクターであります。ポケモンセンター限定で配られていたディアンシーのプロモを9ポケ(9枚ファイルのポケットを埋めること)が目下の目標にコレクションを楽しんでいます。
③カードの高騰を狙う転売ヤー
上記2つは文字通りでわかりやすいのに対して、こちたのカード高騰を狙う転売ヤーというのは、少し理解するのに知恵を絞らねばなりません。
最近、カードの価値が急にあがったり、逆に下がったりする現象が多くみられます。
この価値の変動に絡んでいるのが転売ヤー(および高価買取を出す店舗)です。
物の価値は需要(欲しい力=ニーズ)と供給(与える力=商品の数)で決まります。
この供給を独占して、需要を無理やり高めているのが、転売ヤーです。
具体的にいうと、フリマアプリ内で、今まで5,000円が相場だったカードが、全て買いつくされ、10,000円で取引されるようになったとしましょう。
もちろん、普通に需要が高まってそのような減少になった可能性もありますが、もう一つの可能性として、「5,000円のカードを独占して価値を高めてしまおう」と目論んでいる人たちがいると推測できます。
本来商品を独占する行為は難しいのですが、「特定のカードだけを独占すること」だったら可能な場合があるので、この様な価格の変動が起こりうることになるのです。
ターゲット選定をすれば、カードの売り時がわかるようになる

カードを買いたい人は3種類に分類できることを説明してきました。
ここからは、カードを販売するときに、「相手の気持ちを考えたら売りやすくなる」テクニックについて書いていきましょう。
①プレイヤーには回転率重視で早く売る
カードプレイヤーには他のライバルより安くしてでも、売ったほうがいい(在庫回転率を速めたほうがよい)です。
プレイ用のカードは流行、廃りが非常に早く「旬な時期に使いたい」というユーザーにいかに早く届けれるかがカードを販売するコツになります。
②コレクターには美品、状態勝負で長期スパンだという認識をする
プレイヤーをターゲットにするが回転率重視だとしたら、コレクターをターゲットにする場合は、長期的に考えることが大事になってきます。
それこそ年単位でどれだけ売れるか、という見込みが大事になります。
特にフリマアプリで販売する場合は、手にとっての状態確認が行えないため、コレクター向けの商品は売れにくい傾向にあります。
そのため、コレクター向け商品については、自分(販売者)と購入者が互いに納得できる値段を模索して販売するようにしましょう。
③カードの高騰を狙う転売ヤーへは、集めているタイミングを察知して売りさばこう。
最後に説明するのは、転売ヤーへの販売タイミングです。
一見すると、転売ヤーとコレクターは見分けがつきにくいです。
しかし、転売ヤーの特徴として、「値段を吊り上げるために商品を手当たり次第購入する」というものがあります。
そのため、コレクター向けに長期で販売する予定(あるいは、売る側も高めに設定していたはずの商品)がある日ごっそり買われる現象が起きます。
簡単にいうと「相場が転売ヤーに操作されている状態」におちいります。
この状態になると、一時期市場から商品がなくなるため、相場が吊り上ります。
そして、相場が上がりきったところで、買い占めた商品を売りに出すので急激に相場が落ちることになります。

本来は時間とともに少しずつ相場は上がっていくものです。相場の変動を意図的に変動させる動きが買占めと販売なわけです。
全てのトレカの高騰の要因が買占めによって上がっているわけではないですが、急に物がなくなった場合は買占めが行われている可能性が高いです。
このような時は「商品を買うのでなく、売りに回る」ことをオススメします。
上記に述べたように、買占めが起きた場合は、どこかのタイミングで売りに出されるのです。
その際に必ず価格の下落が起きます。

上記のメカニズムを理解していない、中途半端な知識を持っている人が、「高騰中のカードがあるから買っておこう」と商品を買って無駄に価値が吊り上るのです・・。それって皆が嫌いな転売ヤーの助長してるんだよ・・?
自分のカードの価値が想定以上になっている場合は、それはもう売り時なんです。
本来高額カードを売るのは苦労します(買い手がなかなか見つからないため)
しかし、高騰中のカードは、他の高額カードに比べて売りやすくなります。
下記の記事でもカードの売り時は書いているので参考にしてください。
コレクターと転売ヤーの明らかな違いを理解しておく
最後の締めに入る前に、上記のことだけはっきりとさせておこうと思います。
コレクターと転売ヤー、カードを買ってくれるという意味では、販売する側からしたら「お客様」なわけです。
しかし、買った後のカードの取り扱いについては、全く異なります。
コレクターは、文字通り、「カードそのもの」を欲しがっているので、買ったカードを手放すことはありません。
そのためコレクターに販売すればするほど、市場からカードがなくなっていき、価値が上がることになります。
一方、転売ヤーはカードを販売した後の「お金」を欲しがっています。そのため、転売ヤーが集めて「無理やり高騰させたカード」は必ず値下がりします。

その理由は、今まで散々述べてきたように、転売ヤーの販売時期には、枯渇していた商品が市場に出回り、価値が下がるからですね。
せっかく自分の大事なカードを売るのです。それならば、カードを大事にしてくれるコレクターさんに売ったほうが気持ちがいいですよね!

実際の話、コレクターさんだけに売るというのは難しい話です。ただ、知識として頭に入れておけば、トレカ転売のメカニズムがわかりますので、覚えておいてくださいね!

ただ、自分が売りたいと思える価格で販売できるのであれば、そこは売ってしまってくださいね!

そうだね!カード相場の変動の仕組みを覚えて、賢くお小遣いを稼いでください!本日はここまで!他の記事も読んで、お小遣い稼ぎのトレカ転売の知識をつけていってくださいね!
こんにちは!トレカ転売で100万お小遣いを増やしたポケスロです。いきなりですが、あなたはトレカを売りたいと思った時に、誰が欲しいのか考えて売っていますか?